2012年1月11日水曜日

運命的な絆?

昨日息子が関西に帰っていった。大学の授業が始まるからであるが、神さんはすっかり落ち込み、掃除や選択や食事の支度をする目的が何もなくなったという。息子は今年の年末年始は10日ほど長めに帰っていたが、それだけに帰った後のインパクトは大きい。この落ち込みは一時的なものだろう、と慰めようとする前に、神さんはこう言った。「息子がうちを離れて以来、自分が欝だったことが、今回改めてわかった。」つまり息子が一年半前に家を出て以来の日常が異常であって、この10日間は元に戻っていたというわけである。ここまで言われると納得するしかない。
子離れができていない、マザコン、などいろいろ言われようが、ここまで強い絆は運命的なものといえるのだろう。母親という存在は、子供が巣立ってからは本来は抜け殻になるものなのかもしれない。(子供の側はぜんぜんそうではない。自分の子供がやがて巣立つまでは。)女性は子供ができることにより人間が変わり、子供の巣立ちをトラウマとし、抜け殻になってやがて死んでいく。そういうものなのかもしれない。(ちなみにこのシナリオに基本的にダンナはあまり登場しない。Thank God!)