2012年1月22日日曜日

心得11.人により態度を変える治療者であってはならない(1)

冷たい雨もいやだー!晴れ、晴れ、曇り、晴れ、曇り、晴れ、晴れ、晴れ、曇り・・・・みたいな。

もしあなた(Aさんとしよう)が信頼して自分の悩み事や愚痴を聞いてくれる友達Bさんを持っていたとする。そのBさんが、誰かとあなたのことについて話しているのをトイレかどこかで偶然聞いてしまったとする。Bさんはあなたが陰で話を聞いていることなど全く知らずに、ざっくばらんにあなたのことを第3者に話すのを聞くのだ。「Aさんの話は一応聞いているけれど、まったくほとほと疲れちゃうよ。自分を何様だと思っているんだろう。」
あなたはそれ以降Bさんにこれまでと同じように打ち明け話をする気になれるだろうか?もちろんBさんにだって人間としての普通の感情はあるだろうし、あなたの話を我慢して聞かなくてはならない様々な事情があるだろう。でもこのような言い方を聞くことは、何かBさんに対するこれまでの気持ちを一気に裏切ってしまうような力を持つだろう。
          (以下略)